雨樋の穴埋め修理は自分でできる?判断基準と修理方法をご紹介!

雨樋の補修は、家のメンテナンスの重要な部分です。


しかし、すべての補修がDIYで可能というわけではないため、業者に依頼すべき部分とDIYできる部分について知っておくことも重要です。

そこで今回は、雨樋の穴埋め修理に取り組む前に考慮すべき点と、自分でできる穴埋めの方法を、安全を最優先にしながら解説します。


□雨樋補修の安全チェックポイント


*DIY補修の可否チェック


雨樋が高所にある場合、補修作業は危険を伴います。

まずは、補修する雨樋が自分で安全に作業できる範囲にあるかを確認しましょう。

特に、1階部分の雨樋であれば、脚立を使わずに作業が可能で、比較的安全です。


しかし、2階以上の場所は転落リスクが高く、専門業者に依頼することがおすすめです。

実際に、はしごや脚立からの転落事故は多く発生しており、重大な怪我につながることがあるため注意しましょう。


*高所での作業リスク


自分が補修できる範囲を超える高所での作業は極めて危険です。

2階以上の雨樋補修は専門業者に依頼し、安全を確保しましょう。


□手軽にできる雨樋の穴埋め方法


1:コーキングによる補修


コーキングを使用しての補修は、比較的簡単であり、小さなヒビや穴を効果的に塞げます。

作業手順は以下の通りです。


まずは、補修箇所の汚れをきれいに拭き取ります。

次にヒビ割れ周辺にマスキングテープを貼り、作業範囲を明確にします。

その後コーキングのプライマーを塗布し、コーキング材の密着を高めましょう。

コーキング材でヒビを埋め、ヘラで平らにならして、マスキングテープを剥がせば作業完了です。


2:アルミテープによる穴埋め


アルミテープは、即座の応急処置として効果的です。


まずは補修箇所を清潔にし、水分をしっかり拭き取ります。

次にアルミテープを補修箇所に貼り付けます。

テープは補修部分を十分に覆うサイズに切りましょう。

テープを重ねて貼る場合は、水の流れに逆らわないように、下から上に向かって貼ります。


ただし、これは応急処置であり、完全な修理ではないことを理解しておきましょう。


3:部分的な交換


部分的な交換は、特につなぎ目の破損がある場合に適しています。


まず破損した部分を取り外します。

新しい継手を取り付ける前に、取り外した部分を清掃しましょう。

その後、雨樋用接着剤で新しい継手を取り付けます。

高所での作業は転落リスクがあるため、安全確保のために必ず複数人で作業しましょう。


□まとめ


雨樋のDIY補修は、自分で行える範囲を理解し、安全を最優先に考えることが重要です。

1階の範囲内であれば、コーキング、アルミテープ、部分的な交換などの方法で補修できます。


しかし、高所の作業はリスクが伴うため、専門業者に依頼することが賢明です。

安全かつ効果的なDIY手順を踏むことで、雨樋の問題を解決し、家のメンテナンスをしっかりと行いましょう。