屋根塗装を自分でやるのは危険?メリット・デメリットと費用を解説

DIYに興味があり、屋根塗装を自分でやってみたいと考えているみなさん。

費用を抑えたい気持ちはよく分かります。

しかし、屋根塗装は高所作業が伴うため、安全面や仕上がりの品質、費用面など、慎重に検討する必要があります。

今回は、屋根塗装を自分でやるメリットとデメリット、費用、注意点などを具体的に解説することで、屋根塗装を自分でやるか専門家に依頼するか判断するための情報をご紹介します。


□屋根塗装を自分でやるメリット


屋根塗装を自分でやるメリットは、主に3つあります。


1: 人件費を節約できる


専門家に依頼するよりも、人件費を大幅に節約できます。

自分で作業することで、その分を他の費用に充てることも可能です。


2: 好きな塗料で好きな模様を作ることができる


自分で塗ることで、好きな塗料を選んで、好きな模様を作ることができます。

個性的な屋根にしたい場合は、自分で塗る方がおすすめです。


3: 達成感や愛着を感じられる


自分で屋根塗装を完成させた時の達成感は格別です。

愛着のある家を自分自身で美しく仕上げることで、より一層愛着が深まるでしょう。


ただし、これらのメリットの裏には、時間や労力がかかること、専門知識や技術が必要になることなど、いくつかの課題も存在します。


□屋根塗装を自分でやるデメリット


屋根塗装を自分でやるデメリットは、主に5つあります。


1: 高所作業による転落リスク


屋根は高所にあるため、転落のリスクが非常に高くなります。

特に、足場を組まずに作業する場合や、雨の日や風の強い日は、転落する可能性が高まります。


2: 専門家に依頼するよりも耐久性が低くなる可能性


自分で塗装する場合、専門知識や技術が不足しているため、仕上がりが雑になり、耐久性が低くなる可能性があります。

塗料の選び方や塗り方、乾燥時間など、適切な知識と技術が必要になります。


3: 費用が結局高くなる可能性


最初は費用を抑えられるように思えても、作業中に思わぬ問題が発生したり、失敗して塗り直しが必要になったりすることがあります。

結果的に、専門家に依頼した方が安価に済んでしまうケースもあります。


4: 近所トラブルが発生する可能性


塗装作業中に塗料が飛散したり、騒音が発生したりすることで、近隣住民とのトラブルに発展する可能性があります。

事前に近隣住民に挨拶をするなど、配慮が必要です。


5: 屋根の構造や材質によっては、専門知識が必要になる


屋根の構造や材質によっては、専門的な知識や技術が必要になる場合があります。

例えば、スレート瓦の屋根は、縁切りと呼ばれる作業が必要になります。

縁切りをしないと、雨水が溜まってしまい、雨漏りの原因となることがあります。


これらのデメリットを踏まえ、安全面や品質面、費用面などを総合的に考慮して、屋根塗装を自分でやるか専門家に依頼するか判断する必要があります。


□まとめ


屋根塗装を自分でやるメリットは、人件費を節約できること、好きな塗料で好きな模様を作ることができること、達成感や愛着を感じられることです。

しかし、高所作業による転落リスク、専門家に依頼するよりも耐久性が低くなる可能性、費用が結局高くなる可能性、近所トラブルが発生する可能性など、いくつかのデメリットもあります。

これらのメリットとデメリットを比較検討し、安全面や品質面、費用面などを総合的に考慮して、屋根塗装を自分でやるか専門家に依頼するか判断することが大切です。