屋根の雨樋の詰まりは放置すると危険!掃除すべき理由と詰まる原因を解説

マイホームを大切に思っていて、長く快適に住み続けたいと考えている方へ。

家のメンテナンスに詳しくないけれど、安心安全に暮らしたいと思っているかもしれません。

でも、雨樋の掃除って面倒だな、と思っていませんか。

もしかしたら、雨樋が詰まっていることに気づいていない、あるいは、詰まっているけど放置しても大丈夫かな、と不安に思っているかもしれません。

屋根の雨樋の詰まりは、放置すると様々なトラブルを引き起こす可能性があります。


□屋根の雨樋の詰まりは放置すると危険!


水浸しや騒音によるご近所トラブル、外壁の汚れや傷み、そして、シロアリの発生まで、深刻な問題に発展する可能性も。


1: 水浸しや騒音などご近所トラブルを招く


雨樋が詰まっていると、雨水がスムーズに排水されず、溢れてしまうことがあります。

その水が、家の基礎や外壁に流れ込み、水浸しになってしまうことも。

最悪の場合、ご近所さんの敷地内まで水が流れ出てしまい、トラブルに発展する可能性もあります。

また、雨水が排水されずに溜まっている状態は、雨音や排水音が大きくなり、騒音トラブルの原因にもなりえます。


2: 外壁の汚れや傷みに繋がる


雨樋から溢れた雨水は、外壁に付着し、汚れやシミの原因になります。

さらに、雨水が外壁に長時間滞留すると、外壁材の劣化を早め、ひび割れや剥がれなどの深刻な傷みに繋がる可能性も。

外壁の修理は高額な費用がかかるため、早めに対処することが大切です。


3: シロアリが発生してしまう


雨樋の詰まりにより、雨水が木材に染み込み、シロアリが住みやすい環境を作り出してしまいます。

シロアリは木材を食い荒らすため、家屋の構造を損なう原因となります。

シロアリ被害は、発見が遅れると深刻な被害に繋がるため、早めに対処することが重要です。


□雨樋が詰まる3つの原因


雨樋が詰まる原因は様々ですが、大きく分けて3つの原因が考えられます。


1: 砂や泥


風で舞い上がった砂や土が、雨樋に溜まって詰まってしまうことがあります。

特に、家の近くに砂地や土埃が多い場所にある場合は、注意が必要です。


2: 落ち葉


庭木や周辺の木々から落ちた葉が、雨樋に溜まって詰まってしまうことも。

特に、木が密集している場所や、風が強い場所では、落ち葉が雨樋に溜まりやすいです。


3: ボール・鳥の巣等の異物


子供たちが遊ぶ際に、ボールやバドミントンの羽根などが雨樋に落ちて詰まってしまうことがあります。

また、鳥が雨樋の中に巣を作ってしまうケースも。

鳥の巣は、そのまま放置すると雨水が流れにくくなり、詰まりの原因となるだけでなく、衛生面でも問題があります。


□まとめ


雨樋の詰まりは、放置すると水浸しや騒音などのトラブル、外壁の汚れや傷み、さらにはシロアリ発生など、様々な問題を引き起こす可能性があります。

雨樋が詰まる原因は、砂や泥、落ち葉、ボールや鳥の巣などの異物など様々です。

これらの原因を理解し、定期的に雨樋の掃除を行うことで、安全で快適な住環境を保てます。